小さなスクリューを歯茎などに入れ、これを引っ張る土台(固定源)にして歯を動かします。
このアンカースクリューを使用することで、治療期間が短縮できる・より確実で精度の高い治療結果を得る事ができるようになります。
「スクリューを歯茎に入れる」というと時間をかけた大がかりな処置が必要そうに感じられるかもしれませんが、実際はそういったことはありません。アンカースクリューは直径約1.5ミリの小さいねじ状の装置で、セット処置は数分で終了します。ピアスの穴を開けるようなイメージです。また、セット時は麻酔を使用しますので、ほとんど痛みはありません。
セット後はスクリューと歯の間にゴムやスプリングを掛けて、歯を移動させます。
アンカースクリューを使用した矯正治療の特徴
- 難易度の高い治療が可能に
- より精度の高い治療結果が得られる
- 治療期間が短縮される
- 従来であればヘッドギアなどの補助装置が必要であった症例でも、そのような面倒な装置を用いずに治療ができる